毒を食らわば皿まで。
草食理系男子の夫とはブログ婚。四十路眼鏡女の結婚育児奮闘記。
DATE: 2014/09/05(金)14:38   CATEGORY: 子供のこと
飛んでいった娘と風船の話
子供達が昼寝している横で誕生日も近いこともあって、なんとなく亡くなった娘のビデオを見ていた。

すると、眠りが浅かったのか息子がムクリと起きて

「これ、誰?」


し、しまったー!
どうしようどうしようと焦ってる間にもビデオを見ながら
「僕と同じくらいの子だね」
(5歳の頃のビデオである)

「風船とんでいっちゃったね」
(大量に持ってた風船から手を離してしまい、大泣きするというビデオである)

「あ、笑ったね」
(風船がとんでいって大泣きする娘を私がビデオを使って必死に笑わせてなだめるとういう内容のビデオである)



「…息子君のお姉ちゃんだよ」


「僕、お姉ちゃんいたの?」
「うん。でも、車にひかれて死んじゃった」
「なんで?」
赤丸(妖怪ウォッチのジバニャンの生前の名前。交通事故死する)と同じだよ」


すると息子がしばらく考え混んで、言った。

「そっか、じゃあお母さんはお姉ちゃんと離れ離れになっちゃったんだね。寂しかった?」


幼い息子の口から放たれるまさかの言葉に思わず

号泣


「寂しかった!寂しかったよ。すごく寂しかった!だから息子くんは絶対車の前に飛び出したりしないでね、絶対死なないでね!」


子供の前なのに、子供みたいに泣いてしまい親としていけなかったと思う。

が、息子は寝ていた場所から体を起こし私の横に移動しまた横になって

「大丈夫だよ。僕死なないよ。だからそんなに泣かないで」



妖怪ウォッチで赤丸の回がやってなかったらどうなってたんだろう。
あの回を見たことで息子の中に「車にはねられたら死ぬことがある」「死んだら離れ離れになる」「残された人はとても寂しい」ということが刻まれたんだと思う。

だから私にむかって

「寂しかった?」

と言えたんだろう。


私はたぶん、初めてキチンと人にむかって「(娘が死んで)寂しかった」と言い、泣いたと思う。娘を思って泣くことは何度となくあったけど、人前で声に出して「寂しかった」と言い、涙を流したことがなかった。

しかも、死んだ娘と血を分ける幼い我が子の前で!



これはいかんことだったのかな。
明日になれば息子は忘れてしまうことだろうか。
いつか話す時があるだろうと思っていたけどこんなタイミングで伝えることになるとは思わなかった。

傷つくようなことになってなさそうだから良いけども、物心ついた時に悩んだりしないだろうか。



とにかくいろいろ衝撃な出来事であった。








死んだ娘もどこかで妖怪になって車と闘ったりしてんのかな。
いや、それより妖怪なんかにならずちゃんと成仏して何処かで転生て欲しい…(笑)
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