毒を食らわば皿まで。
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ダークナイト@映画感想
ダークナイト
・ダークナイト

ヒースの命を削ったジョーカーぶりに溺れる


今月始めの先行上映で観に行ってきた。

今のところ今年観た映画の中では一番良い。とにもかくにも、ヒース・レジャーがすごい。ジャック・ニコルソン版のジョーカーも十分怖いのだけど、ヒースのジョーカーはなんというか精神的に怖い。途中、あまりの怖さにパニックになってしまい、過呼吸の発作が出てしまったほど怖い。

過去、あたしの知ってるヒース・レジャーという俳優は「チョコレート」で繊細で優しい心を持つあまり、頑固な父親に反抗する青年役であったり、「ブラザーズ・グリム」で天真爛漫な兄に振り回される優しいロマンチストだったり。繊細で優しいイメージの役ばかりだった。

でも、このジョーカーは違う。180度違う。

人を殺すことに何の抵抗もない。犯罪を嬉々として楽しみ、人々を恐怖に陥れ、パニックで怯える人々を眺めることに喜びを感じる、狂気な人間だ。なのに、どこかコミカルで、よもすればチャーミングにすら感じる言動もあったりする。そこが怖い。

このシリーズで強調されるのはバットマンが「生身の人間」だということ。
なので悪と戦う度に怪我もするし、迷いもする。恋だってしちゃう。
その生身の人間だからこその脆さや、危うさをジョーカーは付け狙う。彼の心を揺さぶって、痛めつけようとあの手この手で彼を追い詰める。不気味な高笑いを響かせながら。バットマンの大切な人達の心までをも揺るがしながら。

ジョーカーの顔は白塗りで見えない。
なのでたとえヒース・レジャーを知っていても、その表情から彼の面影を探すことが出来なかった。最後までわからなかった、最後まで同じ人だとは思えなかった。白塗りの奥に不気味に光る瞳が忘れられない。彼の妙演なくしてこの映画はないと思う。彼の鬼気迫る演技があってこそ、この映画の魅力が引き立つのだと思う。

そうじゃなくてもこの映画は大好きな俳優さんばかりだ。
主人公のバットマン役のクリスチャン・ベールは「リベリオン」であの「ガン=カタ」を舞っていた人だし、執事役のマイケル・ケインのいかにも執事な演技は胸がキュンキュンする。ゲイリー・オールドマンは「ハリーポッターとアズガバンの囚人」のシリウス役だし、モーガン・フリーマンは「神様(ブルース・オールマイティ)」で、トゥーフェイス役のアーロン・エッカートは「サンキュー・スモーキング」ではタバコと健康悪化の因果関係を否定するのに奔走するナイスなお父さんだった人だ。
しかも、アメリカン・コミックス、DCコミック版の原作者は「シンシティ」のフランク・ミラーときてる。
あたし的に面白くないわけがない。ツボに来る演技をする俳優さんと、ツボに来る製作者たちで溢れかえってる。

とにかく素晴らしかった。
今年1番の映画になりそうだ。

調べてるうちにヒースがtsuさんと同じ年だと知って、ますますショックだったよ。
あらためて、ヒース・レジャーの冥福を祈る。
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