毒を食らわば皿まで。
草食理系男子の夫とはブログ婚。四十路眼鏡女の結婚育児奮闘記。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
DATE: 2009/04/15(水)06:01   CATEGORY: 愛の戯言
幸せになるコツ
なんか、もう何度も話題にしてる気がするけど、「幸せ」ってなんなの。



昔は「彼氏が居れば幸せ」だと思ってた。
だから、どんなにダメ男だと周りが言っても、彼氏で居てくれる人は神様だったし、それで自分は幸せなんだと思っていた。
でも、今振り返ってあの時のあたしが幸せだったかどうかと言うと、幸せではなかったと思う。

しばらくして、お金に困るようになって、「やっぱり愛も大事だけどお金がなけりゃ、デートも出来ないじゃん」と、金策に奔走した時期があるけど。人に言えないようないかがわしい仕事でもしなくちゃ、生活していくのに十分なお金を手に入れられなくて、やっぱり幸せだと思えるような日々ではなかったように思う。まぁ、それなりに楽しい日々だったけども。それはそれで。

そのうち、彼氏に愛想をつかしたり、つかされたりして、「やっぱり、女の幸せは結婚だ」とか思い、とはいえ、特に何を努力するでもなくウダウダ過していたら、tsuさんが、それこそ白馬に乗った王子様のように現れて、結婚したけれど。結婚当初、むしろ同棲初日から、刃傷沙汰の大喧嘩の日々だったし。毎朝、首に包丁突きつけて「死んでやる!」と叫ぶような、まさに地獄絵図。大喧嘩のせいで、発作起こしてあたしがぶっ倒れて、tsuさんが会社を休むとかいう日々。

「幸せになるために結婚したのに、なんだよこれ」って。
毎日、毎朝、毎晩。
tsuさんを「うそつき」呼ばわりして罵っていた。

そんな生活が結構長く続いたような気がする。
今だから言うけど。
結婚して半年くらいの間、毎日のように喧嘩しすぎて、お互い憔悴していた。
そのまんま新婚旅行も行ったので、変な空気のまま旅行が過ぎたくらいだ。ずっと、ピリピリしていたし、新婚旅行なのに全然エッチもしなかったし。


でもなんだかんだ、今は幸せだと思う。
本当に、心からそう思う。
あの時いっぱい喧嘩して良かったんだと、今は思う。

あの頃、ほぼ一生分の喧嘩をしたと思う。
おそらく8割した。あの半年で。
おかげで今はしない。

いや、するけど。
5分くらい。いや、10分?いや、7分くらいか。
うがーっと、言い合うけど、
「まぁ、やめようぜ。言い合うだけ無駄だぜ」
みたいな空気が流れる。

まぁ、そんな話はいい。

何がきっかけだったのか、実はよくわかんない。
本当の意味で、幸せだって思えるようになったのは、何でなのか。

ただ、なんとなく思い出すのは、tsuさんがえらく凹んで帰ってきたことがあって。こっちから甘えることも出来ない空気だし、tsuさんも甘えてこないし。だからって、普通の会話もできない空気で。なんか抜け殻みたいになってるtsuさんが居て。

初めて「これは、やべぇ」と思った。

なんというか「大丈夫?」とも言えない空気。
tsuさんが今、あたしに心配されているということを知ったら、いかんと思ったというか。なんか知らないけど、tsuさんが今凹んでるということを、あたしは知らないふりをしなくちゃいかん、と思った。

そんな状態が数日続いた。

あたしはとにかく普通にしていた。
めちゃくちゃ異常事態だったけど、とにかくなんだかわかんないままに、普通に過していることに徹した。返事がないとわかってても、話しかけたし。顔色悪いと思ってても、気がつかないフリをした。冗談も言った。テレビを観てゲラゲラと笑ったりした。

それで、毎朝tsuさんを見送ってから、狂ったように泣いた。
毎日、tsuさんのパジャマと布団を抱きしめて泣いた。

すごく寂しかった。
すごく孤独だった。

tsuさんと一緒に居ても、生きた心地がしなかった。
自分がどうやって笑って、どうやって息をしてるのかもわかんないくらいに、毎日辛かった。だけど、そのことでtsuさんを責めては絶対にいかんと思った。

でも、バカみたいだけど。
毎日tsuさんの背中を見送りながら、毎日tsuさんの匂いのする枕を抱きしめて泣きながら、
「これが人を愛するってことだったんだなー」
とも思った。

愛は孤独。

って、真面目に書いてるとバカみたいだけど。
tsuさんと結婚して、学んだことはそれのような気がする。

当たり前に毎日笑ってること。
そこにtsuさんが居ても、居なくても。

「なんかしらんが、うちの奥さんはいつも笑っとるなぁ。のん気なもんだよ」

そうtsuさんに思わせることが出来るようになって、また、出来るあたしだと思えるようになってから、毎日なんとなくだけど、心から「幸せだなぁ」と思えるようになったような・・・

どうなんだろ。
違うかな。

でも、あれから強くなったと思う。ほんとに。
いや、自画自賛はよくないけど。

あの時、ある日ふとtsuさんが本当の意味で帰ってきて。
いつものtsuさんになって帰って来て。
結局、ホッとして泣いてしまったんだけど。

なんていうか、自分に自信がついたというか。

「こんなあたしにだって、tsuさんを支えられる力があるんだな」
と、思えたというか。

おおう、ジガジサンだ。
上手く言えない。

とにかく、「あなたがピンチの時、あたしはほっとかれても大丈夫」だと、「どうぞ、自分の事を優先してください」と、「あたしは独りでも大丈夫です」と。
嘘でも(!?)言えることが、今のあたしを幸せにしているんだと思う。

矛盾してるけど。
幸せになるコツって、そんな感じなんだと思う。

どんなに誰かと一緒に居ても、愛し合ってても。
結局、孤独な時に自分を支えるのは自分しかいない。

tsuさんが孤独に何かと闘ってるとき、あたしも孤独と闘ってた。
あの時、あたしが孤独に負けていたら、tsuさんは戻ってこなかったかも。

家に帰ってこなかったかも。
どっかで死んでたかも。

マジでそう思う。


だから「幸せ」になるコツって、誰と居ようが、何処に居ようが、孤独を愛せることなんじゃないのかな。
って、あたしは最近思っていたりするんだけど。
どうなんだろうか。

まぁ、「じゃぁその『幸せ』ってのは、つまり何なんだよ」って聞かれても。
やっぱりまだ、答えは出てないんだけど。




って、こんな時間まで「幸せ」について考え込んでしまった。
これはこれで、ある意味「幸せ」な時間の使い方なのかもしれない。

関連記事
page top
Copyright © 毒を食らわば皿まで。. all rights reserved. ページの先頭へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。