毒を食らわば皿まで。
草食理系男子の夫とはブログ婚。四十路眼鏡女の結婚育児奮闘記。
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DATE: 2007/10/05(金)16:02   CATEGORY: 愛の戯言
潤さんの話
潤
↑お盆の頃の潤さん

今日、実家で飼ってた猫の『潤(じゅん)』が亡くなったらしい。

「ジュンが亡くなりました」

深夜に妹から短いメール。
13歳だった。


潤はあたしが19歳の時、バイト仲間からもらってきた猫だ。

「飼ってる猫が子供を産んでしまって困ってる」
というバイト仲間の頼みを、当初家族に話したとき

「うちはもう猫は飼いません!」

と母に一刀両断された。
それというのも、以前飼ってた猫が飼い始めて1年で事故死。可愛い盛りで死んでしまったその拾い猫の死から、母親も妹もまだ立ち直っていなかった。
「ペットは死ぬから嫌なの」
母も妹も口を揃えて反対した。

しかも当時、我が家は弟を亡くしたばかりでもあった。
新しい命を可愛がるにはみんなどこか疲れていた。

「まぁ、見るだけでもいいじゃない。
子猫は見てるだけでも可愛いし。
飼わなくても、子猫見てみたいでしょう?」

バイト仲間の期待を裏切ることの出来ないあたしは、必死で母を説得。
「見るだけでいいから」と
気の進まない母と妹をなだめすかして連れて行った。


もちろん飼うことになった。



名前は
「ギスギスしてしまった我が家を潤わせたい」
という母の提案で

潤(じゅん) 


あまりペットぽくない名前が素敵だと思った。

潤が来て半年後にあたしが妊娠。
でもその後すぐに潤も妊娠して、潤の方が先にお母さんになった。

たくましい潤の母親姿にあたしも何度も励まされた。

生まれたばかりの娘が泣いてる時、
泣きじゃくる娘の周りをオロオロしながら歩いていた潤。
結局、娘の顔を舐めてさらに泣かせていたっけね。

人見知りの激しい潤。
最後までお嬢様だった潤。
ご飯を食べるといつも口につけたままになっちゃう潤。

妹の旦那さんやtsuさんのしつこい愛撫からいつも逃げ惑っていた潤。

最期はもうボケちゃって、あちこちに排泄しちゃって、出産直後で忙しい妹を悩ませていた潤。


あたしはずっと離れて暮らしていて、何も出来なかった。
っていうか、そもそも動物の世話とか苦手だったりして。
お世話していたのはいつも母と妹。そして妹の旦那さん。
しかも離れてるうちに猫アレルギーになっちゃって、抱っこするたびくしゃみや鼻水でちゃって、あまり触ってあげられなかった。ごめんね。


名前の通り潤は我が家を潤わせたと思う。
潤が居たから母も妹も癒されたと思う。

世話のかかる潤が居たから、母も妹も多くの悲しみを乗り越えてこれたんだと思う。

潤 ありがとう。本当におつかれさま。
弟や娘によろしくね。

子猫の潤
↑もらわれてきたばかりの頃の潤さん 1994年6月16日撮影
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COMMENT

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◆(T_T)
後輩ちゃん | URL | 2007/10/05(金) 20:43 [EDIT]
いつかはやってくるその日が…、ずっと先でありますようにとどんなに願い続けていても、見送る日がきっとやってくるのでしょうね。
その日がどんなに悲しくても、やはりワシは見送る立場でありたいと思います…。
ワシも“お疲れ様”が、ちゃんと言えるかな~?

びといん | URL | 2007/10/06(土) 21:12 [EDIT]
 潤さん、お疲れさま。
 皆さんを励まし、癒していたんですね。たぶん、潤さんは、それを意識する事なく自然にこなしていたのでしょう。ネコ族は不思議で偉大な力がありますから。
 これからは、弟さん・娘さんと過ごされるのですね。

 ご冥福をお祈りします。

うち。 | URL | 2007/10/07(日) 02:31 [EDIT]
ペットロスはつらいよね。。
うちの麗音ももう9歳。
いつかはお別れの時がくるんだろうけど想像できないもん。

潤ちゃんはみんなにたくさん愛されてたんだろうな、
13年も長生きできたんだもん、本当に幸せだったと思うよ。
お母さんにも妹さんにも姐さんにもきっと天国からいっぱい感謝してるよ。
潤ちゃんお疲れさま。心よりご冥福をお祈りします。
◆コメントありがとうございます。
うるめいちご | URL | 2007/10/07(日) 22:58 [EDIT]
>後輩ちゃん

あたしは2年くらいしか一緒に暮らしてないので、飼い猫というよりは「実家で飼ってる猫」って感じだったから。
妹や母親のショックの方が大きいかも。

でもずっと病気がちで、ずっと通院してたから覚悟はしてたみたいだけどね。
いつか別れの日が来たとき「おつかれさま」って言えるといいね。


>びといんさん

みんなを励ましてあげるほど性格のいい猫ではなかったような・・・

でもそのわがままな存在が、それでも確かにあたしの家族を癒してのは間違いないでしょうね。
なんていうか「お嬢様」な猫ちゃんでした。

それでも不思議と人の顔色は読んでいたあたり、やっぱりおネコ様だったんでしょう。
安らかに眠って欲しいと思います。


>うち。さん

妹や母親はもう長くないことを悟っていたので、大丈夫だとはおもうんだよね。
くしくも甥っ子が生まれてからちょうど1ヶ月だし。
新しい家族と入れ替わるように逝ってしまったみたいで、ちょっと切なくはあるけれどね。

ただ、感謝をしてくれるような健気な性格ではなかったような・・・
天国に行ってもまだ実家の食卓に並ぶご飯を狙ってそうです(笑)

びといん | URL | 2007/10/08(月) 00:14 [EDIT]
>みんなを励ましてあげるほど性格のいい猫ではなかったような・・・

 えぇー!?
 だって、うるめいちごさん、記事中で「何度も励まされた」って書いてるじゃんよぉ(笑)。
◆励まされたというか、悔しかったというか。
うるめいちご | URL | 2007/10/08(月) 01:58 [EDIT]
>びといんさん

いやいやいや。
そんな(お嬢様な性格の)潤さんでも子供を産み、子猫を舐めたりして母親業を頑張っていたので励まされたんですよ(笑)

「潤でもお母さんやれてるのに!あたしもしっかりしなきゃ!」

と。
産んで数年したらすっかり元のお嬢様な潤さんに戻りましたが。

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